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オガワンダー

31 既婚 リーマン アホみたいなタイトル

およめちゃん

あんまり誰にも言うてない、およめちゃんとの馴れ初めでも語ります。満月の夜なのでね。違うけどね。

ベタに、職場結婚です。およめちゃんが4月に後輩で入ってきて、6月にたまたまいっしょのポジで働くことになりました。

初日は一言も話さずに終わりました。なんか忙しい日やったし、バイトとか契約社員の人が多い会社やったから、臨時で今日だけ入ってる人やと勝手に思ってたので会話をせんかった。顔もあんま見てない。割と当時の僕はドライでした。

会話せんかった理由はもう1つあって、「今後会う確率は低いから、向こうもめんどくさいだろう、そっと帰そう」という配慮です。変な優しさ。

今となっては「愛想悪いからイメージ悪いし、なおさら不快感を持たれる」という事がわかってます。実際付き合ってから「無愛想なヤツやなあと思った」と言われました。でも当時はわからんかったのや。わからんかったのやで。

そしたら、翌週ぐらいに本社で若手社員がやらされる作業(プリントをホッチキスで閉じる、というクソみたいな作業)があったので参加すると、その若手軍団の中におよめちゃんがいました。

ここで運命の再会、というわけでもなく、「うっわー、この子、社員やん!やってもた!絶対印象悪いやん!」と打算的な反省をします。

しかもたまたま帰り道、駅でいっしょになりました。他の若手も同時に解散したはずやのに、なんか改札におよめちゃんだけがおった。

これはさすがに会話をせな成立せえへんのでいろいろ話しました。しかし、よっぽど最初の僕の印象が悪かったのか、ここぞとばかりに会話が弾まんかった。そらそうだ。

しかしそれから週1で同じ場所で仕事をすることになり、ぼちぼちしゃべってたら、小川くんはおよめちゃんからアドレスを聞かれました。もてました。

そっからはメールや、電話で仲良くなり、「遊びにいこうや」的な感じで誘いました。それは僕が誘いました。イケメン。もちろん即オッケー。イケメン。もててるもててる。

そして待望の遊びにいく予定日の前日、台風が近畿を直撃しました。僕は「もう明日、なしでええやん」的な電話をした覚えがあります。誘っときながら、なんやねんコイツは。

これは向こうへの配慮もありましたが、僕自身もピュアな気持ちで「台風やったら、もうええやん」と思ってました。すぐに運命を受け入れる性質がある。

今ならさすがにわかりますが、当時は乙女心を理解できない小川くん。およめちゃんは小川くんと遊びたいのです。我ながら腹立つわあ。気付けや。

「無しの方向で」みたいなことを伝えたら、ほんまに「ええ!?」的な事を言われた。そらそうや。なんやねんお前。

結局は「屋内での小川でよければ…」ということで、水族館に行くことになりました。

そこでなんやかんやあり、付き合うことになりました。ここ、僕が後輩に手を出した瞬間ですね。その時歴史は動いた。

職場結婚とはいえ、けっこう偶然が作用した印象があります。運命はゲリラのように現れるのですね。僕はつかみとったよ。

さあそこの独身諸君も、勇気をだして一歩踏み出してみよう!僕はほほタナボタで幸せを掴んだよ!(なんやコイツ)